【ご報告】第29回下小キャンプ
2024年10月12日と13日に「災害時に備え、自分達でテントを張り一晩を過ごそう!」をテーマに、
下作延小学校でのキャンプを開催しました。
秋晴れのすっきりした青空の下、開村式後、早速子どもたちが主体的にテント設営を始めました。
決められた区画で、テントを組み立てるのは初めての子たちもおり、苦戦する姿も見られましたが、みんなで協力して、自分たちが一晩過ごすテントを一生懸命組み立てていました。
テントの設営が終わると、高学年の希望者が夕食のカレーを作ったり、段ボール工作や水鉄砲で遊びました。
また、高学年は高津区役所危機管理担当者によるHUG(避難所運営ゲーム)にも参加し、避難所でさまざまな事情のある避難者をどのように配置して、対応するかをチームで考えました。
カレーが美味しく出来上がり、校庭でみんなで食べました。腹ペコの子どもたちは、お代わりをしておなか一杯になりました。
外がだんだんと暗くなり、食事の後は体育館でゲーム大会です。3つのレベルに分かれたリンボー大会やチーム対抗風船リレーを楽しみました。外がだんだんと暗くなり、食事の後は体育館でゲーム大会です。3つのレベルに分かれたリンボー大会やチーム対抗風船リレーを楽しみました。
まだまだイベントが続きます。
次は、特別企画の下小の大泉校長先生による「下小キャンプ星空観察会」です。
星座などの解説のあと、学校の屋上に上がって、下作延の夜空を観察しました。土星や大三角などを見ることができました。夜の屋上に上がれるというなんとも貴重な体験もでき、大興奮の子どもたちでした。
観察会後にデザートのアイスを食べて、歯を磨いたら、テントに入って寝る準備です。校庭で友だちとテントに泊まる、という初めての体験の子どもたちが簡単に寝られるわけがなく、懐中電灯を灯して、トランプをやったり、ひそひそといろんな話をしたりしていました。
2時3時くらいまで頑張っていた子どもたちでしたが、テントからだんだん声が聞こえなくなり、寝息が聞こえるようになりました。
そんな時間も束の間、夜が明け始めた頃には、もうあちこちのテントから顔が覗いていました。
眠い目をこすりながら、ラジオ体操をして、朝ごはんを食べたら、下小キャンプは終了です。
楽しく避難所⽣活を体験し、子どもも大人も防災の学習ができたと思います。